大規模な地震が発生した場合は、原則として、園児・職員は保育園内で待機、避難しています。
この建物は、建物高さ(約17m)の割に、底辺が広く(約30m×40mの四角形)安定した形をしており、直径70㎝から90㎝の基礎杭を深さ46mまで、約60本も打ち込んでおります。
近隣で最も新しく耐震性が高い建物です。 周囲の建物とも、ある程度(15m以上)離れており、類焼の恐れもありません。 また、この建物のうち厨房などはガスを使用していますが、東京ガスのマイコンメーターにより地震とともに、ガス供給は自動的に止まります。
大規模地震の後は、施設内部は混乱しているでしょうが、施設内部の窓はガラスを使用せず、割れにくいポリカーボネート製となっており、外部に面したガラス戸には合わせガラスを使用し、破損、散乱を防いでいます。
このように安全に配慮した構造の保育園は、瓦礫が散乱していると予想される近所の道を、幼い子供を連れて移動するリスクより、はるかに問題は少ないと考えます。 また、保育園内には、ある程度の非常食、非常飲料水を備蓄しています。
津波の発生が予想される場合は、併設の特別養護老人ホーム「東かなまち桜園」の2階以上に避難します。